インストールと更新
証明書ファイルをダウンロードしてNginx、Apache、CDNに配置し、有効期限が切れる前に更新します。
証明書が発行されたら、WebサーバーまたはCDNに配置し、有効期限が切れる前に更新する必要があります。このページでは、「マイ証明書」ページ、証明書ファイルの取得方法、一般的な配置方法を説明します。
「マイ証明書」ページ
SSL 証明書 → マイ証明書(/ssl/certificates)を開きます。一覧には次の列があります。
| 列 | 説明 |
|---|---|
| ドメイン | メインドメインです。マルチドメイン証明書には「+N個の追加ドメイン」も表示されます |
| タイプ/ブランド | 証明書の種類と発行者です |
| ステータス | 保留中、処理中、有効、期限切れのいずれかです。有効期限まで30日以内になると「まもなく期限切れ(N日)」と表示されます |
| 発行日時 / 有効期限 | 有効期間です |
| 自動更新 | 更新の希望を設定するスイッチです(後述の「更新」を参照してください) |
| 操作 | 詳細、ダウンロード、更新、削除です |
詳細には、メインドメイン、SAN名、発行者、シリアル番号、発行日と有効期限、SHA-256フィンガープリントが表示されます。
証明書ファイルを取得する
- ダウンロード:証明書の発行後に表示され、証明書本体を
<domain>.crt(PEM)としてダウンロードします。 - 一式を取得:APIを使用すると、証明書、秘密鍵、CA中間証明書チェーンを1回の呼び出しで取得できます(有効な証明書のみ)。
curl -X POST https://api.yeap.cloud/api/user/ssl/orders/download \
-H "Authorization: Bearer <token>" -H "Content-Type: application/json" \
-d '{"order_id": 123}'レスポンスのcertificate、ca_bundle、private_keyフィールドには、それぞれ証明書、CA中間証明書チェーン、秘密鍵がPEM形式で含まれます。発行済みの注文では、/ssl/order/<order_id>の注文詳細ページにも証明書をダウンロードボタンがあり、<domain>.crt、<domain>.key、<domain>-ca-bundle.crtを保存できます。
秘密鍵が含まれるのは、プラットフォームがCSRを生成した場合だけです。自分で作成したCSRを送信した場合は、CSRの作成時に保存した秘密鍵を使用してください。
Webサーバーに配置する
多くのサーバーでは、サイト証明書を先頭に置き、その後にCA中間証明書を続けた完全な証明書チェーンが必要です。次のコマンドで結合します。
cat example.com.crt example.com-ca-bundle.crt > example.com.fullchain.pem中間証明書がない場合は、SSLツールのチェーン補完ツールで完全な証明書チェーンを作成できます。
Nginx
server {
listen 443 ssl;
http2 on;
server_name example.com;
ssl_certificate /etc/ssl/example.com.fullchain.pem;
ssl_certificate_key /etc/ssl/example.com.key;
ssl_protocols TLSv1.2 TLSv1.3;
}nginx -tで設定を確認してから、nginx -s reloadを実行します。
Apache
<VirtualHost *:443>
ServerName example.com
SSLEngine on
SSLCertificateFile /etc/ssl/example.com.fullchain.pem
SSLCertificateKeyFile /etc/ssl/example.com.key
</VirtualHost>Apache 2.4.8以降では、SSLCertificateFileに完全な証明書チェーンのファイルを指定できます。
PFX/PKCS#12(IIS、Tomcatなど)
ファイルはPEM形式で提供されます。OpenSSLを使用してローカルで変換してください。
openssl pkcs12 -export -out example.com.pfx \
-inkey example.com.key -in example.com.crt -certfile example.com-ca-bundle.crt秘密鍵ファイルは、Webサーバーのプロセスだけが読み取れるようにしてください(例:chmod 600)。リポジトリにコミットしたり、チャットで送信したりしないでください。
Yeap Cloud CDNに配置する
Yeap Cloud CDNを利用しているサイトの場合は、CDNドメインのSSL設定ページ(/cdn/domains/<domain>/ssl)で、対象ホスト名の証明書と秘密鍵(PEM)をアップロードします。CDNは、ホスト名の無料証明書を自動で発行・更新することもできます。CDNドキュメントを参照してください。
配置を確認する
openssl s_client -connect example.com:443 -servername example.com </dev/null 2>/dev/null \
| openssl x509 -noout -subject -issuer -datesサーバーが提供する証明書をSSLツールの証明書デコーダーに貼り付けて、有効性とSAN名を確認することもできます。サーバーが鍵の不一致を報告する場合は、鍵照合ツールで証明書と秘密鍵が対応しているか確認してください。
更新
証明書は、有効期限が切れる前に更新する必要があります。DV証明書(Let's Encrypt、ZeroSSL)の有効期間は90日、有料のOV/EV証明書は通常1年です。一覧では、有効期限まで30日以内になると、まもなく期限切れになることが表示されます。
マイ証明書では、有効な証明書と期限切れの証明書に更新ボタンが表示されます。確認ダイアログで承認すると、元の注文に紐づく更新注文が作成されます(「更新注文を作成しました」)。
- 無料DV証明書:更新注文の支払いは不要です。証明書の注文と検証の手順に従って、ドメインを送信し、再度検証を完了してください。
- 有料証明書:更新注文の処理を進めるには、支払いが必要です。有料の更新手続きでサポートが必要な場合はお問い合わせいただくか、カタログから新しい証明書を購入して古い証明書を置き換えてください。
APIから更新を開始することもできます。
curl -X POST https://api.yeap.cloud/api/user/ssl/certificates/renew \
-H "Authorization: Bearer <token>" -H "Content-Type: application/json" \
-d '{"order_id": 123}'自動更新スイッチは、更新の希望を保存します。現時点では、カタログから購入した証明書は上記の手順で手動更新する必要があるため、有効期限の警告を確認してください。CDNが管理する無料証明書は自動更新されます。
更新後の証明書が発行されたら、サーバー上の古いファイルを置き換え、サービスを再読み込みしてください。
既存の証明書をアップロードする
別のCAから購入した証明書がある場合は、証明書をアップロードをクリックし、メインドメイン、証明書(PEM)、秘密鍵(PEM)、任意でCAバンドルを入力します。アップロードした証明書は、他の証明書とともに「マイ証明書」に保存されます。プラットフォームは形式を検証し、発行者と有効期限を自動で読み取ります。
証明書を削除する
削除をクリックし、確認します。削除は元に戻せません。アップロードした証明書はいつでも削除できますが、購入した証明書は有効な間は削除できません。
再発行と失効
秘密鍵が漏えいした場合、ドメインを変更する必要がある場合、証明書を失効させる必要がある場合は、注文IDを添えてお問い合わせください。CAとの手続きは当社が対応します。