サイト・ドメイン・データベース
共有ホスティングへのドメインの紐付け、サイトファイルのアップロード、MySQL への接続、cron ジョブの設定について説明します。
このガイドでは、共有ホスティングの日常的な操作として、ドメインの紐付け、サイトファイルのアップロード、MySQL データベースへの接続、cron ジョブの設定を説明します。これらはすべてホスティング管理ページで行います。開くには、共有ホスティング 一覧で、対象アカウントの 管理 をクリックします。
概要
概要 タブには、ディスクと転送量の割り当てに対する使用状況、および基本情報としてアカウント名、プライマリドメイン、状態(正常 または 一時停止)、ノード、リージョンが表示されます。
転送量は暦月ごとに集計されます。プランの月間転送量上限を超えると、翌月の初めまでサイトが停止される場合があります。また、サブスクリプションの有効期限が切れて更新されない場合も、ホスティングアカウントは停止されます。
ドメインの紐付け
ドメインの追加
ドメイン管理 タブに切り替え、ドメインを追加 をクリックします。
フォームに入力します。
項目 説明 ドメイン 紐付けるドメイン。英小文字、数字、 -、.のみ使用できます。例:www.example.comタイプ メインドメイン または 追加ドメイン。プライマリドメインは1つのみで、削除できません ディレクトリを関連付け このドメインのサイトディレクトリ。ホスティングのルート(ファイル管理 に表示される /)からの相対位置を指定します。例:/、/publicオリジン接続プロトコル 通常の Web サイトでは HTTP のままにします OK をクリックします。ドメインが一覧に表示されます。
プラットフォーム上で、1つのドメインを紐付けられるホスティングアカウントは1つだけです。「ドメインはすでに存在します」 と表示される場合、そのドメインはすでに別のアカウントに紐付けられています。プランで許可されたドメイン数を超えると、上限に関するメッセージが表示されます。
example.com と www.example.com を同じディレクトリに紐付けられます。また、blog.example.com などのサブドメインを別々のサブディレクトリに紐付け、1つのホスティングアカウントで複数のサイトを運用することもできます。
DNS をホスティングに向ける
ドメインを紐付けた後は、ホスティングサーバーの IP アドレスを値とする A レコードを DNS に追加し、ドメインの接続先をホスティングサーバーに向ける必要があります。ドメインが Yeap Cloud DNS を使用している場合、レコードの追加方法は DNS ゾーンとレコードを参照してください。DNS の変更が反映されるまで、そのドメインへの訪問者はホスティングに到達できません。
編集と削除
- 編集: ディレクトリを変更します。ドメイン名自体を変更する場合は、古いドメインの紐付けを解除してから、新しいドメインを紐付けます。
- 削除: 追加ドメインは削除できます。プライマリドメインは削除できません。
SSL 状態 列には、各ドメインに証明書がデプロイされているかが表示されます。デプロイ方法は SSL 証明書を参照してください。
サイトファイルのアップロード
ファイル管理 タブに切り替えます。ルート / はホスティングのルートで、ドメインのディレクトリ指定の基準となるルートと同じです。
ツールバーには、次のボタンがあります。
- ファイルをアップロード: ローカルファイルを現在のディレクトリにアップロードします。
- フォルダーを作成 / ファイルを作成: 現在のディレクトリに作成します。
- リモートダウンロード: サーバーが URL からファイルを取得し、ホスティングに直接保存します。大きなアプリケーションパッケージに便利です。
- 更新: 一覧を再読み込みします。
各ファイルの操作メニューでは、編集、ダウンロード、名前を変更、権限を変更、圧縮、展開 ができます。複数のファイルを選択し、まとめて 圧縮 または削除することもできます。
WordPress などのアプリケーションをインストールする場合は、コンピューターで .zip にまとめ、ドメインのディレクトリを開いてアーカイブをアップロードし、その場で 展開 します。ファイルを1つずつアップロードするより大幅に速くなります。
ドメインにアクセスしたときに「403 閲覧する権限がありません」と表示される場合、通常はディレクトリにインデックスファイルがまだありません。index.html または index.php をアップロードしてください。
データベース
ホスティングアカウントの作成時に MySQL データベースが自動で作成されるため、ご自身で作成する必要はありません。データベース管理 タブには、次の情報が表示されます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| データベース名 | アカウント名と同じです |
| ユーザー名 | アカウント名と同じです。変更できません |
| データベースの種類 | MySQL |
| データベースサイズ / クォータ | 現在の使用量とプランの上限 |
| phpMyAdmin | 利用可能な場合、phpMyAdmin を開く をクリックすると、ブラウザーでデータベースを管理できます |
コードからの接続
サイトとデータベースは同じサーバーで稼働します。次の接続設定を使用してください。
<?php
$pdo = new PDO(
'mysql:host=localhost;port=3306;dbname=<account-name>;charset=utf8mb4',
'<account-name>',
'<password-set-at-provisioning>'
);WordPress の wp-config.php では、DB_NAME と DB_USER にアカウント名、DB_PASSWORD にアカウント作成時に設定したパスワード、DB_HOST に localhost を設定します。
データベースのパスワードは、ホスティングアカウントの作成時に設定したパスワードです。安全に保管し、公開コードリポジトリには絶対にコミットしないでください。
cron ジョブ
共有ホスティングの cron ジョブは、スケジュールに従って URL にリクエストを送り、コードを実行する仕組みです。cron.php などのスクリプトの定期実行に使用します。
- スケジュールタスク タブに切り替え、タスクを作成 をクリックします。
- Cron 式 を、分 時 日 月 曜日の形式で入力します。たとえば、
0 2 * * *は毎日02:00を意味します。 - リクエスト URL を入力します。
http://またはhttps://で始まる必要があります。例:https://example.com/cron.php。 - 保存します。ページ上部には、使用中のタスク数と上限が表示されます。
cron ジョブが呼び出すスクリプトには、誰でもアクセスできます。自分だけが知っているパラメーター(例: cron.php?key=<random-string>)を追加し、スクリプト内で検証して、他の人が実行できないようにしてください。
API による管理
これらはコンソールが使用するエンドポイントです。Authorization: Bearer <token> ヘッダーでログイントークンを送信してください。{id} は、ホスティング一覧が返す id です。
# List shared hosting accounts
curl -H "Authorization: Bearer $TOKEN" \
https://api.yeap.cloud/api/user/host_shared/vhosts
# List bound domains
curl -H "Authorization: Bearer $TOKEN" \
https://api.yeap.cloud/api/user/host_shared/vhosts/{id}/domains
# Bind an additional domain
curl -X POST -H "Authorization: Bearer $TOKEN" -H "Content-Type: application/json" \
https://api.yeap.cloud/api/user/host_shared/vhosts/{id}/domains \
-d '{"domain": "blog.example.com", "type": "alias", "document_root": "/blog"}'
# Delete an additional domain ({domainId} is the id from the domain list)
curl -X DELETE -H "Authorization: Bearer $TOKEN" \
https://api.yeap.cloud/api/user/host_shared/vhosts/{id}/domains/{domainId}